
株式会社RJCでは、未経験者を対象に新入社員研修の一環としてプログラミング研修を行っています。基本的にシステムインテグレーターの研修ではサーバーサイド言語しか研修で行わないことが多いですが、こちらの企業ではフロントエンド言語やデータベースなど幅広い知識を身に着けることができます。
そこで、研修ではどんな内容を学ぶことができるのか、学んだことを活かして何ができるのか紹介します。
Java開発に強い企業
株式会社RJCはJava開発に強い企業です。これはサーバーサイド言語と言って、Webサイトやアプリケーションを使う人が見えない部分の動きを司ります。
客先常駐で業務を行うシステムインテグレーターは、人員を必要とする大規模開発が多い傾向があります。大規模開発となると、取引先も規模が大きい企業が中心であり、実際にシステムインテグレーターの派遣先は保険会社や官公庁、銀行、物流系の開発現場が多いです。このような規模の大きな企業は早い段階でIT化を進めている傾向があります。Javaは1990年代に登場しており、大企業で使われているような規模のシステムをいきなりPHPやPythonなど新しいものに変更していくのはとてもコストがかかってしまいます。それにセキュリティ性の面で優れた言語であるということもあり、基本的にこのような現場ではJavaを用いて開発が行われています。したがってこの言語に強い企業ということは大規模開発をたくさん経験できるでしょう。
jQueryはどんな言語?
サーバーサイド言語とは逆で、ユーザーから見える部分の見た目・動きを決める言語をフロントエンド言語と言います。
基本的に大手企業だと見た目を決める役割を任されるWebデザイナーがいますし、テンプレート化が行われているので、システムインテグレーターで働いているとフロントエンド言語に触れる機会が少ないです。しかし、エンジニアとしてシステムインテグレーター以外の企業で働きたいと思っているならフロントエンドに関する知識も欠かせません。
そこで株式会社JRCでは研修でjQueryも取り扱っています。これは言語ではなくライブラリと言い、javascriptでの開発を便利にするためのツール程度に思っておくと良いでしょう。jQueryを使いこなすことができれば、フェードイン・アウトなどの動きがあるwebサイトやアプリケーションを作ることができます。フロントエンドも学んで幅広い開発ができるエンジニアを目指しましょう。
何でもこなせるエンジニアを目指そう
近年ではサーバーサイド・フロントエンド・インフラ・データベースなど、開発において必要な技術をすべて身に着けているフルスタックエンジニアの需要が高くなってきています。システムインテグレーターでキャリアアップを希望する場合、開発におけるマネジメントを担当するシステムエンジニアを目指すこととなりますが、システムエンジニアは全ての開発段階における仕事の進捗状況を把握する必要があるので、全ての開発段階の仕事内容を理解していなければいけません。
それに、フルスタックエンジニアになればシステムインテグレーター以外の企業で働くという選択肢も見えてきます。特にベンチャーなど小規模開発の現場では需要が高いので、できるエンジニアを目指すには広くて深い知識が必要と言えるでしょう。
そこで株式会社RJCではサーバーサイド以外の業務に必要な知識も研修で取り扱っています。そのため、将来幅広い選択肢から自分の希望するキャリアを実現するために必要なスキルが早い段階で身に着くでしょう。
データベース・インフラって何?
それでは、フルスタックエンジニアを目指す際に必要なスキルであるデータベース・インフラとは何のことを指すのでしょうか。
データベースとはデータを蓄積する媒体のことであり、データの出し入れをするにあたってSQLという言語を習得する必要があります。中にはSQLが必要無い言語もありますが、基本的にシステムインテグレーターで業務を行う場合SQLが必須な現場が多いです。
インフラはサーバーやネットワークのことを言います。業務に取り組むにあたって、サーバーやネットワークが動かなくなってしまうと仕事になりません。基本的に現場にはインフラエンジニアがいることが多いですが、インフラ周りのことがわかるとより業務がスムーズに進みやすくなります。
特にデータベースを使いこなせるエンジニアの需要は年々高くなってきており、データベースエンジニアへ転向する人もいるほどです。将来の選択肢を増やすことで自分の活躍の場を広げましょう。
まとめ
株式会社RJCの研修ではエンジニアとして必要な幅広いスキルの基礎が身に着きます。最初のうちはサーバーサイドエンジニアとして業務を行うことになる可能性が高いですが、サーバーサイド以外のスキルを磨いて自分が挑戦してみたい仕事に取り組んでみるのも良いでしょう。
特に何でもこなせるフルスタックエンジニアを目指すことが出来れば自分の市場価値が上がります。稼げるエンジニアになりたいならフルスタックエンジニアを目指しましょう。